新入生の皆さん、入学おめでとうございます。これから始まる大学生活に胸ふくらませ、また少し不安に駆られていることと思います。
馬術の一番の特徴は、やはり馬という生き物とともに行うスポーツであるということでしょう。人の技術はもちろん、良く調教された馬、そして何よりも人と馬との信頼関係を築けなければうまく乗ることは出来ません。京都大学の馬術部では、部員が中心となって調教した馬で全日本学生馬術大会を目標にしています。スポーツ推薦生を集める私立大学も多い中、大学から馬術を始めた部員がほとんどなので、苦戦を強いられていますが、20年以上連続で全日本学生に出場しています。これは、部員自身が馬の世話から調教まで行って築いた信頼関係の賜物であると思います。
馬を扱うと言うことは、餌をやることはもちろん、手入れや病気・けがの治療もしてやらなければならず、大変に感じるかもしれません。しかし、馬に乗り、馬の世話をする内に信頼関係が芽生え、馬の考えていることがだんだん分かってきます。こうなればあなたももう馬の虜でしょう。
まずは、馬場に来て馬に触れて、そして乗ってみることから始めてみましょう。馬の温もりと、高いところを吹き抜ける風を感じてください。16頭の人懐こい馬たちと、23人の明るい部員たちが待っています。
京都大学体育会馬術部 主将 西野 嵩啓